熊本地震の影響で不通となっているJR豊肥線・肥後大津(熊本県大津町)―阿蘇(阿蘇市)間(27・3キロ)のうち、肥後大津―立野(南阿蘇村)間(9・7キロ)について、JR九州が4月から、復旧工事に着手することが分かった。 同社は現行ルートでの不通区間の全面復旧を目指しているが、大規模な土砂崩落が途中にあることから、熊本市方面の区間を優先することにした。 同社幹部によると、不通区間では約90か所で軌道の亀裂やレールの切断、橋げたの損傷などが確認されている。このうち肥後大津―立野間では被害が約50か所に上ったものの、レール周辺の土砂崩落防止対策の見通しが立ったことから、復旧工事が可能と判断した。
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