整備士や地上係員がグーグルグラスを装着し、機体の整備や貨物の搭載作業を効率化する新システムが構築できるかを共同で検証する。 実験の結果、グーグルグラスをはじめとするウェアラブルデバイスが業務改善に有効とみられた場合、数年以内の新システム構築を目指す。 2日はホノルル空港でグーグルグラスを装着した整備士が、機体の一部をグーグルグラスの内蔵カメラで撮影し、その場で都内のJAL本社へ試験送信した。 ホノルル空港は便数が多いことに加え、気温が高く日差しが強いため、視認性や厳しい環境でも実用に耐えるかを検証できることから選ばれた。実証実験では、グーグルグラスにサングラスを取り付けて使用。装着すると、右目の視野右上に映像が映し出される。