2015年も半年が過ぎ、早くも下半期に突入した。そこで今回は、上半期を振り返り、話題になった様々な食のトピックスに着目。その中から、「ちょい呑み」「訪日外国人の増加」「食品表示法の施行」など、飲食店が知っておきたい6つのトピックスをピックアップ。その背景や下半期に向けた課題を、株式会社船井総合研究所の二杉明宏氏に解説していただいた。 今回お話をうかがったのは TOPICS ちょい呑み・豚肉の生食禁止・日本初上陸店・食材原価高騰 TOPIC1 「ちょい呑み」が好調! 利便性と低価格が特長。居酒屋は差別化で勝負を 仕事帰りに気軽に立ち寄り、1~2杯をサクッと飲んで帰るという「ちょい呑み」が男女問わず人気だ。もともと食事がメインの「野家」「天丼てんや」「日高屋」などが「ちょい呑み」需要の獲得に乗り出し、ファミリーレストランやハンバーガーショップ、さらにコーヒーチェーンにまでこの流れが波及している