「控えめな石川県民」が伸ばした本田圭佑の強烈な個性（サッカー） ― スポニチ Sponichi Annex ニュース「控えめな石川県民」が伸ばした本田圭佑の強烈な個性 岡田武史監督（手前）が見つめる前で、中村俊輔（左から２人目）と競り合う本田圭佑（中央） Photo By スポニチ 第一印象はやはりビッグマウスだった。「中学生の時にテストを兼ねてウチの練習に来たときに、ちょっと難しいプレーを褒めたんですよ。そしたら“それくらいできますよ”と返されて驚きましたよ」。初のＷ杯に臨む日本代表ＭＦ本田圭佑（２３＝ＣＳＫＡモスクワ）の恩師、星稜高サッカー部の河崎護監督（５０）は、当時を懐かしそうに振り返る。 高校入学時から向上心の塊だった。意見が食い違うと、土のグラウンドに絵を書いて上級生と納得いくまで話し合った。自分にできないプレーをする仲間を見て「お前にできてオレになぜできない」と必死で習得した。練習も手を抜かない。プレー中は誰でも呼び捨てにするずぶとい下級生だったが、サッカーに対するまじめな姿勢で上級生か
