アクアリウムにおいて水槽の水には水道水を用いることが多いですが、日本の水道水にはカルキ(残留塩素)が含まれています。 そのため、水道水をそのまま使用してしまうと魚などの生体に悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。 このページでは、残留塩素の危険性やカルキ抜きの方法とその特徴を紹介し、水槽の環境に合ったカルキ抜きの方法や製品についても詳しく解説していきます。 水道水に含まれるカルキとは 水道水には消毒のために塩素が使用されています。 日本では、蛇口から出てくる水の時点で残留塩素濃度が0.1mg/L以上となるように水道法で定められており、これによって消毒された水が外部からの雑菌の侵入がない状態で各家庭に供給されるようになります。 この消毒に用いられる塩素化合物は次亜塩素酸ナトリウムや次亜塩素酸カルシウムなどであり、後者の次亜塩素酸カルシウムのことを一般にカルキと呼んでいます。 アクアリウム業