10月21日にTVアニメ第1話から第3話が放送された『薬屋のひとりごと』。猫猫(マオマオ)のストレートな物言いや壬氏(ジンシ)の端麗な顔立ち、鮮やかに解決される後宮の謎に夢中になった人も多いのではないだろうか。 原作小説の内容をもとにした『薬屋のひとりごと』の漫画はなんと2種類。そのため、TVアニメや原作小説で『薬屋のひとりごと』の魅力に染まった人は「どちらの作品を読めばよいか分からない」といった問題に直面するかもしれない。 本記事ではそのような方に向け、『薬屋のひとりごと』の漫画2種の違いとそれぞれの特徴をTVアニメや原作小説との比較を交えて紹介する。 色気と茶目っ気あふれる『ビッグガンガン』(スクエア・エニックス) ビッグガンガン版の『薬屋のひとりごと』は、2019年度に「次にくるマンガ大賞2019」を受賞した作品。サンデーGX版よりも約3カ月早い2017年の5月25日に連載が始まって