大手外食チェーン、すかいらーくが好調だ。第2四半期の連結業績(2017年1月~6月)は、売上高が1762億円(前年同期比1.8%増)、当期利益が78億円(同0.9%増)と増収増益を達成。店舗数も半年間で24店増えた(計3092店)。 この好調をけん引しているのがファミリーレストラン「ガスト」の既存店売上だ。出店して1年以上経過した既存店では、対前年同期比で売上高1.2%増、客数0.2%増、客単価1.0%増と、主要な指標が全てプラスになっている。 つい5年くらい前までのガストは、高校生が集まってワンドリンクを注文して騒いでいるイメージで、「食べたいものがない」「特徴がなく、安いだけでパッとしない店」と言われていた。 そういった負のイメージを払拭(ふっしょく)し、新たな顧客を開拓したからこそ、すかいらーくは14年10月、約8年ぶりに東証一部上場に復帰でき、その後も成長を続けている。 「2人席」