前回の記事の続きで「私の合理的な判断が裏目に出る話」から始めてみたい。 私はとにかく渋滞が嫌いだ。 待っている意味のない時間がとにかく嫌なのだ。 今はましになったが、以前は運転中に前にバスがいると最悪な気分になり、バスが停留場に停まろうものならば、すぐさま追い抜きをするし、バスが停留所から出ようとする時に絶対に道を譲ることはなかった。 それが、目的地への一早い到着を獲得するための合理的な選択だと思っていたわけだ。 同様に、待ち合わせ時間に対してはいつも時間ピッタリに到着するように計算していた。 到着地で持て余した時間は無駄な時間であるから、そうならないようにしていた。 もちろん、仕事であれば5分前到着、10分前到着などに矯正されて何とかやってきたのだが、プライベートになるとずーっとこの癖のままだった。 さて、これが本当に合理的な判断なのか? という疑問からスタートしてみたい。 ドキドキで寿