キーボードをどこに置くかというと、まずほとんどの人が机の上に置いているはず。この置き方は体によくないのではないだろうか。以前からの肩胛骨付近の痛みは、キー配置を相当カスタマイズして負担がかからなくしても、たいしてよくならなかった。 オフィス事情で使っていなかったRealforce 89U(Realforce 91Uの前モデル)を引っ張り出してきて、腿の上にキーボードを置く方法を試してみた。これは、shiologyの塩澤一洋氏が実践している方法である(参考記事1)。勝手に「塩澤メソッド」と名付けよう。この配置は、手が肘より下に来て、キーボードは手前がやや高くなる。この姿勢がもっとも人間工学的によいというコーネル大学の研究結果がある(参考記事2)。塩澤メソッドは、これに見事に合致している。 必然的に姿勢もよくなった。ノートPC本体のキーボードを使うと、どうしても前屈みで猫背になってしまう(参考