「SHARP SL-A300」は、従来の独自路線から一転、組み込み用途のOSとして知られるEmbedix Linuxを採用した新しいZaurusだ。既存機種との互換性は失われたが、Linuxの背景にあるオープンソース文化とそれを支えるパワーユーザの力により、次々と新しいアプリケーションが公開されている。このように斬新なLinux Boxを単なるPDAとして使うのは、あまりに惜しい。 本特集では、初の国内向けLinux ZaurusであるSL-A300を"使い倒す"ためのテクニックを紹介したい。WindowsやMac OS Xとのデータ連携術のほか、サウンド/ビデオプレイヤーとしての実力についても検証を行うので、まだLinux Zaurusを購入していない読者諸兄も必読だ。 PDAにしてPDAに非ず、Linux Zaurusこと「SHARP SL-A300」