以前、安倍政権が「家族」を連呼する背景を探るべく、『安倍政権が「家族」を連呼する背景にある「親学」のトンデモっぷりに迫る』という記事を書きました。日が空いたので簡単に要約します。 安倍政権が政策や改憲で、「家族」を前面に押し出そうとしていることは周知の通りです。しかしわからないのは、なぜそこまでして「家族」に執着するのか、という点です。一定の合理性を持った政策として打ち出されるのであれば、ある程度の説得力はあるでしょう。しかし、そうは思えない。少なくとも現段階で、政権は、打ち出している政策や方向性の合理性を、国民に対して納得できるように示していません。どうも、特定の議員・団体による偏った価値観によって政策が作られているようにしか見えないのです。 そこで現政権が「家族」に執着するのはなぜかを考えるにあたって、前回は、安倍総理が議員連盟の会長を務め、政治の中枢にいる議員が数多く所属している「親
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