私はこの本を3度読みました。 1) UMLを勉強する前の下準備として。 2) UMLを一通り学んだ後の復習とより深い理解のために 3) UMLで設計を進めてゆく際の参考として で 1)は見事に玉砕しました。UMLを知らずにいきなり取り組むには、この本の密度は高すぎます。3)では書かれている指針が多少役に立ちましたが、具体例が少ないためさほど役には立ちませんでした。 結局この本は2) のための本だと思います。2)の時はするすると内容が頭に入り、かつ感動しました。 結論です。UMLの基礎を一通り学んで、より一歩先を見たい人は、その時にこの本を手に取るのがよいでしょう。