空から落ちてきたというオタマジャクシ。体長2〜3センチだった=4日午後、石川県七尾市の市中島市民センター、同センター提供車のフロントガラスに落ちたオタマジャクシ=4日午後、石川県七尾市の市中島市民センター、同センター提供 空からたくさんのオタマジャクシが降ってくる「珍事」が今月に入って石川県内で相次いでいる。竜巻に巻き上げられた魚などが地上に落ちてくる現象は知られているが、当時は竜巻が発生しやすい状況ではなかった。鳥が運んだ可能性も低そうで、原因はわかっていない。 最初に確認されたのは4日午後4時半ごろ。七尾市中島町の市中島市民センターによると、センターの駐車場にいた男性職員が「ボタッ、ボタッ」という鈍い音を聞いた。振り返ると、車の上や地面に体長2〜3センチのオタマジャクシが大量に落ちていた。 センター内にいた同市職員の舟倉究(きわむ)さん(36)が見に行くと、自分の車の天井やガラス