リアルサウンドでは現在、今年の夏フェスの動向に注目した特集『コロナ禍を経たフェスの今』を展開中。その一環として、さいたまスーパーアリーナで開催されている音楽フェス『VIVA LA ROCK』プロデューサーとして知られる鹿野淳に取材を行った。 今回インタビューするに至ったのは、鹿野が同じくプロデューサーとして関わる新たなフェス『TOKYO ISLAND』が、9月23日、24日、25日に東京・海の森公園にてスタートすることから。同会場は現在整備中で未開園、苦節10年以上でようやく今回の開催が実現したという。今年の『VIVA LA ROCK』や、『VIVA LA ROCK』の利益1500万円を使って2015年に開催したプレイベントも振り返りつつ、この地でイベントを開催するに至った背景に迫った。(編集部) “クソ動線”と言われ続けてきた『VIVA LA ROCK』 ――まずは今年の『VIVA LA