前作『REBORN』以来、1年3カ月ぶりのリリースとなる『FIERCE-EP』は“共作”という軸をもって作り上げられた。バンド20周年を前に、これまでの“lynch.らしさ”を“新たなlynch.”へと進化させ、それらはどのように共存して『FIERCE-EP』というひとつの作品となったのか。lynch.にとって少し特別な意味を持つ“EP”という形態で世に放たれること、そして20周年を目前に控えた現在の思いまで、メンバー全員に語ってもらった。(編集部) アルバム『REBORN』を経て見えた進むべき道、“共作”で完成した『FIERCE-EP』 葉月(Vo) ――前作の『REBORN』はlynch.にとって活動再開後初のリリースであり、楽曲制作の体制を一新したことでリリース前からメンバーの皆さんも「出してみないとわからない」とおっしゃっていました。あらためて、リリースとツアーを経て、『REBOR