「少林少女」観た今の俺様ならば、何を見ても大丈V!と余裕綽々(←しゃくしゃくってこんな漢字なんだー)で観に行ったんですが、想定をはるかに上回る電波ビンビン物語に心底ノックアウトされました。小出なんとかって人が演じてる主人公が冒頭から心底キモくてさー、「あ、こいつが成長するのね…」って観た人は普通に思うと思うんだけど、何の成長もしてくれなくて、ひたすら、この人に都合がいいことが起こるんですよ。その都合のいいことってのは要約すると「突然、何をしても俺を守ってくれるかわいい彼女ができないかな。俺は何もしないけど」ってことなんだけど、そんなもんできるわけねーじゃん。よくわかんないんだけど、この現実を無視する感じがセカイ系って言うのかしら… 綾瀬はるかが突然現れて、いろいろ楽しい思い出ができていくわけですよ。それが普通にデートするとかなら全然いいんだけど、やってることが「食い逃げする」とか「人の家の