電話がかかると「はい、○○です」と、 名乗ることにしていました。 もう、何十年もです。 それが当たり前だと思っていたからです。 でも、名乗るのをやめました。 「・・・はい」とだけにしたんです。 ことの起こりはある1本の電話から。 いつものように はい、○○です」と苗字を告げたのですね。 いらすとや と、勢い込んだ声で 「あ、よかった、いてくれて。○○さん実はですね」と 言うなりややトーンを落として、 「警察署の▲▲だけど、あなたの預金口座が・・・」と 言い始めたのです。 私、「あ、かかってきた」とばかりに内心喜び、 「今、あなたたちの悪事に引っかからないようにと役所からの 放送がなされていますよ」と言ったんです。 すると、あっちから乱暴に通話が切られました。 ほんとなんです。ちょうど、放送があったのです、時を同じくして。 当方には防災無線放送が全世帯に引かれていて、 緊急放送はもちろんのこ