デジカメで写真を撮ったり、スキャナーで写真をスキャニングし、モニターで見て、パソコンで操作して、プリンターで印刷する、といった作業を問題なく進めるには、おおまかにでもカラーマネジメントの知識が必要です。 ここでは、ややこしい要素は省略して、カラーマネジメント全体の理屈の雰囲気をおおまかにご説明します。 1 色を正確に表す方法がある(学校ではあまり習わない) カラーマネジメントの仕組に利用しにくい方法 色を言葉や文字で表す方法はいくつか考えられます。 以下に、一般的によく使われるものの、カラーマネジメントでは利用しにくい方法をあげます。 色を人に伝える方法 一般的なもの ある色を、どういう色か遠くの人に言葉や文字・数字で伝えるとしたら、一般的には「赤」とか「水色」など色を表す言葉や文字で伝えます。 ただ、この方法だと「赤」と言っても黄色っぽい赤や紫っぽい赤もあり、それほど正確には伝えられませ
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