古典文法の勉強法について基本的なことからご紹介します。古文を苦手に感じている方も、もう一度、古典文法の基礎を見なおすことで、古文を読む力が上がっていきます。動詞や助動詞の接続や活用も、きちんと対策すればできるようになります。 上の画像※1は、江戸時代につくられた百人一首の本で、昔のひらがな(これを変体仮名(へんたいがな)と言う)を使って書かれています。 上の和歌は、「ちはやぶる神代(かみよ)もきかず竜田川(たつたがわ)からくれなゐ(い)に水くくるとは」という、在原業平(ありわらのなりひら)がよんだ歌です。 昔の本は、このように昔の文字で書かれているので、教科書にのっている古文は、だれでも読み取れるように、私たちがいつも使っている字の形に直してあるのです。 古文は日本語で書かれた文章ですが、ふだん 、我々がつかっている日本の言葉とくらべると、使い方や意味がちがうところがたくさんあります。です