韓国では前大統領の朴槿恵(パク・クネ)氏の罷免が決定し、大統領選挙が行われることとなったが、これによってさらに混乱が増す可能性がある。 保守系候補として期待されていた黄教安(ファン・ギョアン)大統領代行兼首相が不出馬を表明したことで、次期大統領の最有力候補は最大野党・共に民主党の文在寅(ムン・ジェイン)氏となった。 文氏は北朝鮮や中国を重視する人物であり、日米に対しては高高度防衛ミサイル(THAAD)配備や従軍慰安婦問題の日韓合意を破棄する姿勢だ。そのため、文大統領が誕生した暁には、韓国と日米の関係は最悪の状況を迎える可能性もある。 慰安婦問題については、本連載の以前の記事で言及しているが、もうひとつ大事なポイントをお伝えしたい。2月、外務省はこれまで「少女像」と呼ばれていた慰安婦をモチーフにした銅像について、「慰安婦像」に呼称を統一すると発表したが、筆者はこれを「第五種補給品像」と呼ぶこ
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