2011年4月25日(月)に、化学薬品メーカーであるライオン(株)が 「田七人参」に含まれている成分が、高血糖を抑制する作用を 持つことを発表したとのニュース報道がございました。 「田七人参」とは、三七人参(さんしちにんじん)と呼ばれている 中国南部原産のウコギ科の薬用植物の別名です。三七人参は、 植えてから収穫されるまでに3~7年ほどかかることから、 三七人参と呼ばれていて、中国雲南省や中国広西チワン族自治区の 海抜1200m~1800mの地域で栽培されています。 田七人参に微量に含まれている「パナキサトリオール」という成分が、 人体の筋肉への糖の取り込み量を増加させることで高血糖を抑制し、 食後の血糖値だけでなく、空腹時の血糖値にも効果があることを 発見したとのことです。今後、このパナキサトリオールの実用化が 進めば、メタボリックシンドロームの1つの要素であった高血糖を 抑制する薬の開