近年、若い女性の間で美容や健康に良いとして甘酒が話題になっている。ブームを生んだのは、赤い缶入り甘酒で知られ長く業界を率いてきた森永製菓だ。“老舗”企業森永の甘酒が女性の心をつかむ戦略とは。 冬の飲み物を、かつての夏へ「森永の甘酒」は1969年に瓶入りで発売し、74年に現在の缶での販売が始まった。一般的に甘酒の主原料には米麹と酒粕の2種類があるが、両者をバランスよく混ぜた点が同社の甘酒の特長である。47年目の現在も、缶入り甘酒での市場占有率が9割を超えるトップブランドだ。「大量につくることが主流だった発売当初、1人前ずつ手軽に飲めるようにということで缶が誕生しました。 同社によると、甘酒は元来、夏の甘味として冷やして飲むものだったといい、俳句でも夏の季語として扱われる。記録的猛暑だった2010年夏ごろから、夏バテ防止の栄養補給に役立つとして同商品をPR。需要が落ちやすかった夏に「伝統的な清
![おしえて企業さん第4回:夏にも女性にも飲んでほしい!40年以上甘酒を売る森永の次の戦略 - U-NOTE[ユーノート] - 仕事を楽しく、毎日をかっこ良く。 -](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6dbf1f232c20a2b394b5b854e5621b05b9495e21/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Firorio.jp%2Fwp-content%2Fimages%2Fuploads%2F2016%2F11%2F2e532e77f543ff06ef914e3aa5be3775.jpg)