それにしても、「このハゲぇーーーーー!」「ボケぇ」「お前ふざけんな、このやろ~」。まっとうな家庭に生まれて、秀才と称賛されて育ち、結婚・出産も果たした女性が、なぜここまで口汚く人を罵れるのか? 不可解でなりませんよね。 精神科医の春日武彦氏は、「高学歴でエリート街道を進んできたのに、脇が徹底的に甘い。その脇の甘さは政治家としては致命的」としながら、「そのふるまいはとても興味深い」と話します。 「とことん鬱屈した、満たされない人生を送ってきたならともかく、それなりに肯定されて生きてきても、豊田議員のようになるのだから人はおもしろい。人はそれなりに承認されて生きてきても、おおらかになるわけではないんですね。 秘書を叱るにしても、もう少しエレガントなやり方があるだろうに、あまりにゲス。王道の人生を歩んでいる人、豊かな生活を暮らす人が、ゲスさに憧れるということはあるもので、それもまた興味深い」 ち