MYLOHASより転載:「子どものときからやっていました」「それは変わらないと思います」---。 クセ、習慣的なふるまいは、やめるのが難しいもの。良いこと(毎晩の歯磨きのような)でも、悪いこと(爪を噛むような)でも、脳にこびりついてしまっているから。 「何かがトリガーになっていてやめられない。みんな何かの行動に脳が反応していて、気持ちよさを感じています。結果として、まさにクセになって繰り返してしまうんです」(マサチューセッツ大学の神経学者、ジャドソン・ブルワーさん)。 すべての習慣、良いものも悪いものもこのループに乗っかっていく。ループが強いほど、断ち切るのが困難に。クセが身に付くのに関係する脳の領域には2つがあるんです。 ひとつは、脳の「辺縁系の基底神経節」と呼ばれている場所。車の運転や靴ひもを結ぶようなことと関係しています。 もう一つは、「前頭前野皮質」という場所。複雑な問題を解決した