除幕されたからくり式の「旅の時計」=福岡市博多区のJR博多駅で2011年2月25日午前10時12分、金澤稔撮影 福岡市博多区のJR新幹線博多駅1階改札脇のみどりの窓口に25日、九州新幹線全線開業のシンボルとなるからくり式の「旅の時計」が登場した。鹿児島から大阪までの観光名所を模型車両が往復する仕掛けで、利用者の目を楽しませそうだ。 【N700系を基に開発】山陽・九州新幹線「さくら」を写真で ステンレス製の背景板(長さ4.35メートル、高さ75センチ)には、左端から桜島と西郷隆盛、熊本城、福岡タワー、宮島・厳島神社、姫路城などが並び、右端に通天閣が描かれている。九州・山陽新幹線を直通運転する「みずほ」や「さくら」に使われるN700系車両の模型(長さ1メートル)が、毎正時に3往復、10分ごとに1.5往復。午前8時〜午後9時に動く。JR西日本がシチズンTICの協力を受けて設置した。 除幕式