Winnyはどこまで危険か
新宿で開催されたセキュリティに関するカンファレンス「ブラックハット・ジャパン・2006・ブリーフィングス＆トレーニング」。講演2日目の10月6日、ネットエージェント代表取締役の杉浦隆幸氏によるセミナー「Winnyのプーさん」が行われた。杉浦氏はWinnyの暗号を解読し、発信者のIPアドレスや検索ワード、ファイル名などを検知するシステムを開発。Winnyによる著作権違反ファイルの流出やAntinnyウイルスによる情報漏洩源の追跡などをしている。 Winnyユーザーは40〜45万人 日本国内でのWinnyパケットのほぼ全数を監視しているという杉浦氏の分析によれば、現在Winnyのユーザー数は40万から45万人といい、週末に増加する傾向にあるという。杉浦氏は、実はWinnyは社会人ユーザーが多いのではないかと見ている。「ごく一般的なコンピュータユーザー、普通の社会人や学生が使っているのではないだ
ぷらら，「Winny」による通信を遮断へ
ぷららネットワークスは3月16日，同社のバックボーンにおいて，ファイル共有ソフト「Winny（ウィニー）」による通信を遮断することを発表した。開始時期は未定。 同社がWinny通信の遮断を決定した原因は，相次ぐ情報漏えい事件。「Winnyウイルス」に感染したパソコンからは，個人情報や機密情報が相次いで流出している。発表資料によると，同社ではWinny経由の情報漏えいを憂慮すべき事態ととらえ，検討を重ねた結果，Winnyによる通信を完全に規制することを決定したという。 開始時期などは，準備が整い次第，改めて発表するとしている。 ◎参考資料 ◆ぷららバックボーンにおける「Winny」の通信規制について
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