【レッツゴー!ACL】アジアの細道、遙かなるACL2012 F東京、「アジアの冒険」。終着駅は広州(12.06.01) 3月初旬、夏の終わりのブリスベン。赤道を越えて青赤のサポーターはやってきた。愛するクラブの初陣を見るために。4月の北京。物々しい雰囲気の中、警官に囲まれながら声を枯らした。5月の蔚山。直接対決で敗れ、グループ1位通過はならなかったが、ベスト16に勝ち残った。そして5月の終わり。湿気がまとわりつく夏の初めの広州で、FC東京のアジアの旅は終わりを告げた。 広州恒大とベスト8進出をかけた一戦。会場の広州天河体育中心は4万人弱の観客が詰めかけた。もちろん、F東京サポーター170名を除いて、すべてが広州サポーターという完全アウェイ。選手たちはスタジアム全体から聞こえる日本とは違う大歓声に戸惑ったと、試合後、異口同音に話していた。それでもゴール裏の一角に青と赤を見つけた時、心強く思