XUL には、姉妹言語として XBL (eXtensible Bindings Language) が用意されています。 この言語を利用して、XUL ウィジェットの振る舞いを宣言することが可能です。 バインディング XUL を使用すれば、アプリケーションが提供するユーザーインターフェイスのレイアウトを定義することが可能です。 また、それらにスタイルを適用することで、要素の外観をカスタマイズできます。 さらに、スタイルを変更するために、新しいスキンを作成することも可能です。 このとき、スクロールバーや、チェックボックスといった、すべての要素の基本的な外観については、スタイルを調整するか、要素に属性を設定することによって変更することが可能ですが、 XUL では、要素の挙動については変更する手段がありません。 例えば、スクロールバーについて、部分的に動作の内容を変更したい場合があるかもしれません