■やっぱり余震はこわい。きょうも余震があった。午後4時37分、陝西寧強が震源地でM5・7。外にいたので、あまり感じなかったが、成都市民は結構びびっていた。唐家山堰き止め湖のあたりも、依然緊迫した状況。綿陽市では午後4時、避難訓練があった。決壊レベル1では綿陽市33カ郷鎮が深さ30㌢まで水浸しになるとかで16万人が避難。レベル3(全決壊)だと130万人が避難しないといけない。 ■さて、唐家山の避難訓練の時間、私は成都で別の取材をしていた。日本の国際緊急援助隊医療チームが人工透析治療を公開する、というので行ってきた。代表取材にあたったのだ。華西病院敷地内の医療チームのテントには、スイカだの花束だの、市民や被災者家族の差し入れが一杯あったよ。中国メディアが日本の医療チームを好意的に報道したので、その報道をみて、「一言感謝がいいたい」「通訳ボランティアがしたい」という人たちがけっこうひっきりなし