ドイツ・ブッパータールの裁判所に出廷した母親(2021年11月4日撮影)。(c)Oliver Berg / POOL / AFP 【11月5日 AFP】ドイツの裁判所は4日、実子6人のうち5人を殺害した28歳の母親に終身刑を言い渡した。検察はこの事件を、特に「悪意に満ちた」犯罪と表現していた。 西部ブッパータール(Wuppertal)の裁判所は、被告には15年間仮釈放が認められないとしている。 クリスティアーネ・K(Christiane K.)とのみ名前が明かされている被告は昨年9月、5人の子を浴槽で溺れさせたり、窒息させたりして殺害したとして、有罪判決を受けた。 亡くなったのは1、2、3歳の娘3人と、6、8歳の息子2人。5人の遺体はノルトライン・ウェストファーレン(North Rhine-Westphalia)州ゾーリンゲン(Solingen)の自宅アパート内に、それぞれタオルに包まれた