※この文章について 以下の文章は、私eifonenが2015年9月に同人誌で頒布した富樫かりなシナリオ(エセ脚本)本「富樫かりな〜煌めきの路を辿って〜」のあとがき部分を抜粋したものであり、富樫かりなというキャラクターがどのようなものであったかを、私的妄想も交えて推察したものです。 ◆富樫かりなの半生を妄想する オーロラドリームBDBOX解説において、菱田正和監督は富樫かりなについて以下のように述べています。 「ライバルに恵まれず、プリズムショー冬の時代を支え続けた孤高のクイーン富樫かりなが、みおんを後継者に指名しプリズムショーの未来を託す」 富樫かりなの物語を簡潔に述べていると思われます。これだけでも十分ではありますが、以下の文章では、富樫かりなの物語を、彼女が活躍した時代背景を鑑みながらもう少し詳細に、推測も含めてではありますが述べていきたいと思います。 特筆すべきは、「阿世知今日子への