ツイッターやフェイスブックなど新しいネットサービスが話題になるたびに、「これってなんかに使えないかな」と言い出す上司がいるのでは。しかし他人が火をつけたブームに飛びついても、自社でモノにできる確率はそう高くない。 中川淳一郎氏はネット時代には、企業自身が話題の発火点となる「ニュース」を発信することが効果的であり、そのために古くからある「広報」の機能に力を入れるべきと主張する。 >>新書ちょっとだけ・記事一覧 「クリック競争」で決まる企画の良し悪し ――これまで企業の広報部は長きにわたり、予算が少なく、「無料の宣伝」などと軽く見られてきた。 事業部や宣伝部が作った企画や商品情報を広報担当者に回し、「プレスリリース書いといて」などと言われては、 「本当にお前、商品のこと分かってねぇよな」 と舌打ちされ悔しい思いをしてきた広報マンを、私は何人も知っている。 広告費が少ない場合、宣伝部の人が「だっ
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