赤羽岩淵駅の天井から落下したステンレス板=東京メトロ提供 2日午前0時35分ごろ、東京メトロ南北線の赤羽岩淵駅(東京都北区赤羽1丁目)の天井から、重さ約11キロのステンレス板が、出入り口に上がるエスカレーター乗り場の踊り場付近に落下した。同社によると、エスカレーターに乗ろうとしていた客2人の間に落ち、けが人はいなかった。 ステンレス板は天井からの水漏れを防ぐためのもので、L字形(縦約20センチ、横約10センチ、長さ約366センチ)。天井のアルミ製の化粧板に24本の鉄製のねじで固定されていたが、劣化したねじがさびるなどして抜けて、落下したという。 ステンレス板の落下は初めてで、2001年5月に設置した後、目視でしか点検をしていなかった。同社は今後、全駅の同様の箇所で打音や手で触るなどの緊急検査をするとしている。 同社広報部は「大変ご迷惑をおかけし深くおわび申し上げます。今後このような