印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます インターネットは、消費者に力を与えた。我々は価格.comのような比較サイトを活用することで、買いたいものを最も安い値段で手に入れることができる。 しかし、どうやらその優位性も長くは続かないようだ。ここ最近、我々はあまりに自分達の行動を赤裸々にソーシャルネットワーク上に書き過ぎてしまったようなのだ。 価格差別の考え方 価格の比較が容易になると、値段の高いところは淘汰されて、最終的に一つの価格に収斂されそうなものだ。しかし、現実には一物多価が無くなることはない。なぜなら、我々は常に同じものに同じ価格を払う訳ではないからだ。 つまり、高いと分かっていても、支払ってしまうという状況がある。身近な例で言えば、夜遅く帰宅する際、明日の牛乳が無ければ