このところよく耳にする「ビッグデータ」というバズワード。よく聞くんですけど理解があいまいというか、データ解析してなんかするんだろなくらいしかわかってなかったので(つまりほとんどわかってなかったので)、一冊読んでみました。 『ビッグデータの正体』は、ビッグデータについて初めて本格的に論じたベストセラーです。ビッグデータとは何ぞやというところから、未来の犯罪が予測できてしまうといった将来社会に及ぼす影響まで、事例を中心に体系的にまとめられていました。 ビッグデータが社会にもたらす最大の影響が「高い精度で未来を予測できるようになる」ところです。最近ではAmazonの「予測出荷特許」の登録が話題になりましたね。これはユーザが商品を購入する前に、それを予測して商品出荷を開始してしまう、というものです。 アマゾン、注文前に商品を予測出荷する特許を取得(CNET japan, 2014/1/21) 今回
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