カプセルホテルの発祥地・大阪で、外国人旅行者や女性客をターゲットにした新しいタイプのカプセルホテルが相次いで登場している。背の高い外国人が泊まれる長いカプセルや女性同士で泊まれるツインルーム、ジムやプールを完備する施設も。大手企業の採用選考が今月1日から解禁されたが、就職活動生を迎える長期滞在型プランも注目を集めている。誕生から37年たった今、客層も様変わりしている。 カプセルホテルは1979年、建築家の故黒川紀章氏の監修で日本で初めて大阪・梅田に誕生した。ビジネスマンの利用が大半だったが、最近は外国人や観光客の利用が急増している。 大阪でサウナ施設を展開する「ニュージャパン観光」は2014年、急増する外国人観光客を狙った男性専用のカプセルホテル「カバーナ」(1泊4100円~)を、観光名所の道頓堀(大阪市中央区)で開業した。背の高い欧米の男性でもゆったりとくつろげるように、カプセルの奥