現在の日本には、短歌、俳句、自由詩という三つの詩型があり、共存しているといって良いでしょう。三つの詩型はお互いに影響しあっていますが、住み分けがされているのが現状です。そのことが日本の詩にとって幸せなのかは、はなはだ疑問です。 「詩歌梁山泊~三詩型交流企画」は活動の一環として、サイト「詩客 SHIKAKU」を立ち上げました。三詩型の作品や評論を掲載し、それぞれの詩型の特徴や相違点を考え、時には融合するなどし、これからの表現の可能性を探ります。それは戦後の詩歌の時間を問いなおす試みでもあります。 詩歌梁山泊代表 森川雅美 第9回 詩歌トライアスロン決定 ●三詩型融合部門受賞 「水棲の石」早月 くら 〇候補作 「FUYU NO MINATO GIRL」雨月 茄子春 「さいと恩寵」村元 葉 「冬至祭」さとうはな 〇選外佳作 林、あるいはそこにゆく影 柳坪 幸佳 ・dig 斎藤君・回想録 湯島