昨年の都知事選出馬、豊洲市場問題、そしてこの度の「希望の党」旗上げと、小池百合子都知事(65)に注目が高まる昨今。彼女について論じる評者たちは多いが、この人の“小池観”とはいかなるものか。著名なイスラーム学者で、同志社大学客員教授の中田考氏(57)である。 *** 速報「裏金、裏金と言われて、心痛んでいる」 萩生田光一氏が集会で語った“まるで被害者”な本音 速報官邸襲撃テロ犯「創価学会員の彼女と破局してから……」 「思想遍歴」を父親が明かす 「戻ってきても“反権力闘争をやめろ”と言うつもりはない」 中田考といえば、2014年の“イスラーム国への斡旋騒動”で市井に名を知られることになった人物。そんな中田氏は、小池知事が1976年に卒業したエジプト「カイロ大学」の後輩にあたるのだ。 小池氏は、ニュースキャスター時代の82年に上梓した『振り袖、ピラミッドを登る』(講談社)で、進学先にカイロ大を選