運命は人を変えるが、人は運命を変えられない。「ドラえもん」の声を四半世紀に亘って務めた大山のぶ代さん(81)に、認知症という悲劇が降りかかったのは2年前。過去に演じたキャラクターさえわからない彼女の今を、夫で俳優の砂川(さがわ)啓介さん(78)が独占告白する。 *** 「夜の11時頃、僕はいつも寝室で軽く一杯飲むんです。米焼酎『しろ』のロックがお気に入りなんだけど、そんなときにガチャと扉が開き、ペコが『おはようございます』と入ってくる。『夜だから、おやすみなさいでしょ』と、なだめながらベッドに戻すんですよ」(砂川氏) こんな風に、ペコこと妻・大山のぶ代さんの病状を語るのは、夫で俳優の砂川啓介さんである。東京・中目黒にある敷地35坪、3階建ての邸宅。彼女は3階の一室で、認知症とたたかっている。その逐一は後ほど記すとして、7年前に彼女を襲った脳梗塞のことから語ってもらおう。 「彼女が脳
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