アマゾンランキング全書籍ランキングで堂々4位にランクインしているこの本、表紙がどこからどうみてもポルノなのだが、いかなる規制もかからない一般書籍扱いで幼稚園生でも買えるし、幼稚園生でも手の届くところに書店では陳列されている本。 なんで、こんなおかしいことが日本では起きるのか? 性表現に対する社会的な規範がおかしいからだ。つまり「申し訳程度にでも(たとえ【紐】であっても)性器や乳首が隠されてさえいれば、それはポルノにならない」という、日本でしか通用しないコードが、適用されている。その結果、「アイドル」の美名のもとに、10歳未満~中学生の少女たちがポルノに出演されている。今の今、この時代、児童ポルノを公然と、大量に新規作成しているのは世界で日本くらいだ。 中身は関係ない、表面的につじつまが合っていればそれでいい、という、日本独特の思考回路の権化。それが日本のポルノ問題だ。 「ポルノの何が悪か」