【ロンドン共同】英国の教育団体「バーキー財団」は19日までに、世界29カ国で実施した子供の教育に関する親の意識調査結果を発表した。子供の将来を楽観視していると回答した日本の親は28%で、調査対象国の平均60%を大きく下回り、最低となった。 楽観視している親の割合が最も高かったのはペルーで83%。発展途上国の順位が高い傾向にあるが、フィンランドが73%、米国が68%で平均を上回っている。フランス、韓国、ドイツ、イタリアは30%台だった。 子供の勉強を手伝う時間について親に尋ねたところ、ゼロと答えた割合は平均23%に対し、日本は45%と突出していた。