安倍政権が放送制度改革で、NHK以外の放送関連の規制をほぼ全廃する方針であることが22日、分かった。放送という制度を事実上なくし、インターネット通信の規制と一本化して新規参入を促す考え。
安倍首相が目指す放送事業の見直しは、放送法4条などの規制の撤廃が目玉となる。背景には、首相に対する批判的な報道への不満があるようだ。 今回の規制緩和は、AbemaTVに代表されるような「放送法の規制がかからないネットテレビ」(首相)などの放送事業への参入を狙ったものだ。首相は衆院選直前の昨年10月、AbemaTVで1時間にわたり自説を述べた経緯もある。政治的中立性の縛りを外せば、特定の党派色をむき出しにした番組が放送されかねない。 ネット事業者などに放送事業の門戸を開放すれば、地上波キー局をはじめとする放送事業者の地盤沈下につながる。首相の動きに、放送業界は「民放解体を狙うだけでなく、首相を応援してくれる番組を期待しているのでは。政権のおごりだ」と警戒を強めている。
立ち技格闘技K-1の2大興行が今年、地上波ゴールデンから消滅することが16日、濃厚になった。K-1を主催するFEGが経営不振で興行日程も定まらず、大みそかのDynamite!!を中継してきたTBS、WORLD GP(WGP)のフジテレビともに、放送できない状況。FEG側はペーパービュー(PPV)など有料コンテンツでの中継を検討しているが、従来の放送権料に見合う収益を得られる保証はなく、K-1存続の危機ともいえる事態に直面した。 地上デジタル放送へ移行した今年、格闘技界をけん引してきたK-1が最大のピンチを迎えた。03年から大みそかの恒例イベントとして茶の間に定着していたDynamite!!。TBS幹部は「継続して放送したいが、今年は難しい。K-1に代わるものになると思う」と明かした。創設された93年からWGPを放送し、96年以降はゴールデンタイムで中継したフジテレビ側も、現段階でWGP開催
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