(冒頭VTR) 【インド洋大津波被害】 今から8年前、22万人の死者、行方不明者が出たインド洋大津波。 インドネシアのある島では 歌い継がれてきた口承文芸によって、多くの島民の命が守られたのです。 【口承文芸/歌っている写真】 地震が起きたら高い場所に移動することを歌った口承文芸。 叙事詩に込められたものが 今、改めて見直されています。 【高藤洋子研究員】 「自然とともに生きる大切さ/ 恐れることはないよというメッセージがある」。 【歌っている写真】 地震の多い地域で、 “防災への意識”がどのように伝えられてきたのか。 民間の伝承が果たす役割を考えます。 「インドネシア_口承文芸から考える“防災意識”」 2004年に起きたインド洋大津波ですが、震源地となったインドネシアでは人々の中では強い記憶として残っているのでしょうね。 (広瀬A1) それはもちろんですね。