弥生時代の集落があったとされる兵庫県淡路市の遺跡から、大規模な建物や炉の跡、それに多数の鉄の破片が見つかりました。調査した市の教育委員会は、近畿地方で最大級の鉄器を生産する集落だった可能性があるとして注目しています。 また建物の跡や周辺では鉄の破片が57点見つかり、鉄器を作る際に出る破片や針のような工具が多く含まれていたということで、市教育委員会は、鉄器や、それを使った製品の大規模な工房だった可能性があるとしています。 淡路島では、ほかの遺跡でも鉄器を生産したと見られる跡が見つかっていますが、市教育委員会によりますと、舟木遺跡は、より長い期間作っていたと見られ、近畿地方で最大級の鉄器を生産する集落だった可能性があるということです。 淡路市教育委員会の伊藤宏幸次長は「卑弥呼の時代にも鉄器を生産していた可能性があり、この遺跡がどういう役割を果たしていたのか興味深い。武器以外のものを作っていたと
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