電通と楽天。 楽天は2000年、電通は2001年とほぼ同時期に上場した2社だが、意外に多い共通点とは何か。 ・国内首位だが、海外に強烈な競合が存在 ・それもあってか、海外展開に熱意 ・基本は内需サービス業なので輸出による海外展開がほぼ出来ない、それゆに買収戦略メインとなる ・多額の買収資金の確保、増大するのれんの負担に耐えるためにも大規模な増資を実施、資本市場をフル活用した成長戦略 ・株主資本/のれん 倍率は約2倍 ・のれん/営業利益 倍率は約4倍 ・時価総額は1兆円強で推移 ・営業利益は1000億円前後 ・社名が共に漢字二文字(笑) 例によって、営業利益、営業CF、のれん、株主資本、をざっくりまとめてみた。SPEEDAより。 楽天の上場前の売上1.5億円の創業期からのデータ。創業以来の急拡大を一枚にまとめるとこうなるであろう。資本増強と買収、のれんの増大。レバレッジをかけて勝負しまくる姿