Twitterの株価が低迷している。2013年11月のIPO売り出し価格の26ドルを、一時的にとはいえ下回るという惨状である。 市場からみて、Twitterの問題点はおもにふたつある。ひとつはMAU(月間アクティブユーザー数)が期待するほど伸びていない、ということ。現在のMAUの伸びは、上場以来最も低い。実数としては、MAU3億人を超えたところで足踏みが続いているのが現状だ。 ふたつ目の問題点は、Twitterが徐々に複雑化しており、使い方を説明することが難しくなっている、ということだ。Twitterは本来シンプルなサービスだが、シンプルであるがゆえにどうやって使えばよいのかわかりづらかった(ある意味禅問答のような、根源的な問題であるといえる)。それがFacebookをはじめとするライバルたちへの対抗策として、徐々に機能を増やすようになった。シンプルすぎて使い方が難しくなったTwitter