ついに出た! 2016年9月13日、日本プロ野球史にその名を刻んだのは、やはり大谷翔平投手であった。時速164キロの日本記録が生まれたのは、北海道日本ハムファイターズ vs オリックス・バファローズの一戦。0−0で迎えた3回表のことである。 ・ブランクがあった中で日本記録 この日、先発した大谷投手は3回にランナー2塁3塁のピンチを背負う。そこでスイッチが入り、ギアを上げたのだろう。糸井選手に投じた初球は、プロ野球最速の164キロを記録した。結果は打ち返されてタイムリーとなったものの、電光掲示板には「164」の文字がハッキリと映った。 3月のオープン戦で162キロを叩き出していたことで、今季中に記録更新も期待されていた大谷投手。しかし、まさか本当に……それに加え、7月に右手中指のまめをつぶし、打者出場に専念していてブランクがあった中で164キロを投げたのだから驚かされる。 ・ネットの声 「や