富野監督の講演会に行ったらだいたいいつも喧嘩になるんですが、また喧嘩をしてしまった。 2011年3月5日の講演会で富野監督に「人口を減らしたいって監督は言うけど本当に大量虐殺が起こったらどうなるか分かってるんですか」みたいなことを僕が突っかかって、その1週間後に東日本大震災が起きて、お互いに非常に反省した。富野監督は2013年の講演会で「核兵器や中東のたる爆弾を使っても人間はなかなか減らないので虐殺は難しいね。どうしても人間は生き残っちゃうね」とおっしゃって、虐殺は控えるようになって、Gのレコンギスタもあんまり人が死なないアニメになり、クンパ・ルシータ大佐のような虐殺を奨励しつつも自分は傍観者に成る人間はクズっぽく描かれた。 そして、今回は僕も大人しくしていようと思ったのだが、富野監督も上機嫌で調子に乗れば、僕もまたはしゃぎすぎてしまって余計なピンチに陥る。 今回はその話を書く。 NHK文