◇米国では3週間で43億円にも 運動神経の機能が失われ、全身の筋肉が動かなくなる「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の患者を支援しようと、バケツにいれた氷水を頭からかぶるチャリティーイベント「アイス・バケット・チャレンジ」が国内で広がる中、日本ALS協会に寄せられた寄付金が、8月18〜22日の5日間で、昨年度1年分に迫る394万円に達した。同協会が22日、明らかにした。 【この方も】山中・京大教授も挑戦 同協会によると、508人から寄付があった。昨年度の寄付金総額は約425万円で、今回集まった寄付金はこれに迫る額だ。「関係者や遺族からの大口の寄付ではなく、フェイスブックなどの口コミで、短期間にこれだけの寄付が集まることに驚いています。これをきっかけに、ALSに対して継続的に関心を持っていただけるとうれしい」と同協会。寄付金は年度によって金額が上下し、2012年度は684万円▽11年度は43