同じ意味です。的を射るが正しく、的を得るが誤りだとされていますが、 「的を得る」は必ずしも誤用ではないです。 この場合の「的」というのは、正鵠(=的のど真ん中)のことを表しているのだという解釈です。 たしかに、的の端っこのほうを射ても、一応「的を射」てはいますが、「的を得た」とはいえませんね。 従って、問題の核心をズバリ突いた回答は「的を得た」(=「正鵠を得た」)といったほうが正確だ、という意見があります。 まあしかし、先の回答をご覧になればわかるように、 現在は「的を得た」などと言うと問答無用で物知らず扱いされるような風潮もありますから、 「的を射た」と言っておくほうが無難だと思います。 そういえば、中谷臣先生(駿台予備学校世界史科講師)のホームページではこんなことが書いてありました: 射撃の場面を想像して「的を得る」はずがない、「的を射る」ものだ、という誤解です。これは漢語に由来する表